ドルトムントとサンダーランドがジョーブ・ベリンガムの移籍で合意したようだ。イギリス『BBC』が伝えている。
レアル・マドリーで活躍するジュード・ベリンガムの実弟ジョーブ・ベリンガム。バーミンガム・シティの下部組織から2023年夏にサンダーランドに加入した同選手は、今シーズンの公式戦43試合に出場してクラブにとって9年ぶりとなるプレミアリーグ昇格に貢献した。また、今シーズンのチャンピオンシップの最優秀若手選手賞にも輝いた。
この活躍を受け、ベリンガムは今夏の移籍市場の目玉の1人として注目されている。当初はRBライプツィヒが獲得に強い関心を寄せていたが、兄ジュードがレアル・マドリーに移籍するまで在籍したドルトムントも獲得に名乗りを上げ、争奪戦に発展していた。
そんな中、この争奪戦をリードすると考えられていたドルトムントが、ついにベリンガム獲得でサンダーランドと合意に達した模様。『BBC』によると、移籍金は3200万ユーロ(約53億円)に上り、さらに500万ユーロ(約8億2500万円)のボーナスが付帯するようだ。
仮に6月10日までに取引がまとまれば、ベリンガムは14日に開幕するクラブワールドカップにドルトムントの一員としてプレーすることが可能に。11日に開幕するU-21欧州選手権に出場するU-21イングランド代表に選出されているが、リー・カーズリー監督は選手が離脱することを認めており、アメリカでの大会に出場することは十分に可能であると考えられている。




