ドイツ、ビーレフェルトの地元紙『WESTFALEN-BLATT』が、今季ブンデスリーガ1部に昇格したビーレフェルトについて『Transfermarkt』の数字を交えながら「ドイツ1部で最も市場価値が低い」と紹介している。
記事ではビーレフェルトについて「20-21シーズンの陣容が決まりつつあり、ビーレフェルトの市場価格は以前よりも上がった。それでもチーム全体で3400万ユーロ(約40億8000万円)であり、ブンデスリーガ1部で18位。17位ウニオン・ベルリンの5095万ユーロ(約61億1000万円)とはまだまだ差がある」と伝えている。
新加入の日本代表MF堂安律について、チームで最も市場価値の高い選手となっている模様だ。
「チームで最も価値が高いと見られるアタッカーは新加入の堂安律だ。彼は4月時点の数字より70万ユーロ(約8400万円)ほど数字は下がったが、PSVアイントホーフェンからやってきたこの選手が630万ユーロ(約7億6000万円)で、ビーレフェルトでは最上位となる」
なお、ドイツでは図抜けた強さを見せているバイエルンがこの市場価格でもトップを独走しており「バイエルンの市場価格総額は8億8475万ユーロ(約1062億円)あり、リーグで最も価値が高い選手は1億1700万ユーロ(約140億円)であるドルトムントのジェイドン・サンチョだ」と紹介している。
2020-21シーズン、2部からの昇格を果たしたビーレフェルトは12年ぶりに1部リーグで戦う。昇格組の同チーム選手層はライバルに比べて劣勢との見方もあるが、新加入の堂安律はドイツ1部でも存在感を示し、ビーレフェルトを勝利に導けるのか注目されるところだ。
ビーレフェルトは日本時間19日22:30、敵地でフランクフルトとのブンデスリーガ開幕戦を迎える。
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