ニュルンベルクはDFBポカールでハンザ・ロストックとホームで対戦し、延長戦の末に3-2で勝利した。ゴールを決めた奥抜侃志はドイツ誌『キッカー』で高い評価を得ている。
ニュルンベルクは1日のDFBポカール2回戦で、ブンデスリーガ2部同士の対決でロストックと激突。スコアレスで迎えた58分に先制されるも、63分にはエリア左でフリーの奥抜が味方からのボールに右足を振り抜き、鮮やかな同点弾をマーク。今夏に加入後、公式戦に出場のアタッカーはこれで3得点目を記録した。
その後、再び失点を喫したニュルンベルクだが、アディショナルタイムには途中出場のFW林大地がエリア左でゴール前へ低いクロスを通すと、それを終盤から出場のFWフェリックス・ローケンパーが押し込んで劇的同点弾。そのローケンパーはさらに、延長戦に入った99分に勝ち越しゴールを挙げ、ニュルンベルクが3回戦へ駒を進めた。
ドッペルパックを達成したローケンパーに「1.5」を与え、マン・オブ・ザ・マッチに選んだ『キッカー』だが、結局ダメ押し弾につながらなかったものの、延長戦アディショナルタイムにPKも獲得した奥抜のプレーも称賛。「2」と両チーム単独2位の評価を与えている。また、貴重な1アシストを記録した林の評価は及第点「3」となった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
なお、直近のリーグ6試合3勝2分け1敗で8位のニュルンベルクは、4日に行われる第12節でシャルケと対戦。ポカールで120分間プレーした奥抜は、中2日で臨むシャルケ戦でも先発するのだろうか。




