Ao Tanaka Dusseldorf 03152024(C)Getty Images

田中碧をシャビ・アロンソが名指しで警戒…ポカール準決勝を前に「彼は非常に大きな影響力を発揮する」

レヴァークーゼンは3日のDFBポカール準決勝でブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフと対戦。シャビ・アロンソ監督は前日の記者会見で対戦相手について語った際、日本代表MF田中碧の名前を口にした。

ブンデスリーガ首位を独走中のレヴァークーゼンは未だに今季無敗。準決勝に勝ち上がった唯一の1部チームとしてDFBポカール優勝も有力視される中、アロンソ監督はホームでの田中やアペルカンプ真大、内野貴史らが所属するデュッセルドルフとの一戦を前に会見に臨んだ。

アロンソ監督はデュッセルドルフについて「インテンシティの高いチームで、優れた選手たちがいて、今の監督の下で長い間一緒にプレーしている。明確なアイデア、フレキシビリティをもって、ポゼッションサッカーができれば、コンパクトに守り、カウンターを狙うこともできる。4バックでプレーするときも、5バックのときもある」と指摘。「我々は準備ができており、油断することはない」と強調した。

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デュッセルドルフで今季19ゴールと得点量産中ギリシャ代表FWクリストス・ツォリスについて問われたスペイン人指揮官は「彼は調子が良いね。ポカールに限らず、リーグ戦でたくさんのゴールを決めている」と返答。すると、「だけどフォルトゥナにはツォリスだけではなく、タナカもいる。とても優れている選手だ。彼はプレーを通じて非常に大きな影響力を発揮する」とここ数カ月大きな存在感を放つ日本代表MFの名前を口にした。

1部で今季23勝4分けと圧倒的な成績のレヴァークーゼンとの対戦に臨む13勝7分け7敗で2部の3位につけるデュッセルドルフ。田中は大一番で、敵将の言う“影響力”を発揮できるのだろうか。

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