リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ビルヒル・ファン・ダイクが加入しても既存のメンバーは神経質になる必要はないと話した。
先日、サウサンプトンからDFとして史上最高額で移籍することが決まったファン・ダイクが見守る中、リヴァプールはレスター・シティと対戦。先制点を許したリヴァプールだが、モハメド・サラーの活躍で2-1の逆転勝利を収めている。
試合後、『BBC』のインタビューに答えたクロップ監督は、今夏のサラーを上回る7500万ポンド(約114億円)の移籍金を支払って契約したファン・ダイクの契約期間について知らないようだ。
「彼との契約期間がどのぐらいかは把握していない。それは重要なことではないよ。たぶん、5年か6年? 見当はつかないが、彼と話す時間は、これからいくらでもあるからね」
開始早々にジェイミー・バーディに先制点を許した場面では、ジョエル・マティプの不用意なパスミスが起点になっていた。しかし、ファン・ダイクが加入するものの、今いるセンターバック陣はナーバスになる必要はないとクロップ監督は話している。
「プロフェッショナルのフットボールでは良くあることだ。本当に優れた選手なら常にポジション争いを歓迎して、お互いの成長を助け合うべきだ。センターバックが2人しかいない状態ではフルシーズンを戦えないし、“お願いだから何も起きないでくれ”と祈るしかできない。3人目の選手が現れたことは理にかなっているし、4人いればなおさら良いことだ」
「フルでシーズンを戦える選手など存在しない。リヴァプールのようなクラブでは何人かの選手がコンディションを落としたり、負傷した場合でも何かしらの代役が必要となる。ターンオーバーは当たり前のことで、ここの誰もが彼の加入にナーバスになったりしていないと思う。11人だけの仲良しグループで戦えるわけはないから、我々はチームを改善しなくてはならない」




