デンマーク1部のブレンビーIFを率いるイェスパー・ソーレンセン監督が、日曜日のヴィドーヴェIF戦でゴールを奪った鈴木唯人を称賛した。『3point』が伝えた。
市立船橋高校から2020年に加入した清水エスパルスで同年にJリーグデビューした鈴木は、2023年1月にリーグ・アンのストラスブールヘとレンタル移籍。同クラブでリーグ・アン3試合に出場して1ゴールを記録した。そして、今夏に清水に復帰していた後、8月にブレンビーへ4年契約で完全移籍した。
鈴木は8月28日のリーグ戦でデビューすると、9月18日のカップ戦で移籍後初ゴールを奪取。迎えた1日のヴィドーヴェ戦では71分からピッチに立つと、2-1で迎えた86分にダメ押しとなる追加点を奪った。
ブレンビーのイェスパー・ソーレンセン監督は試合後、鈴木について言及。「鈴木はフランスで6カ月間プレーしていたとはいえ、文化的にもプレーの面でもまったく違うところから来た選手だ。しかし、彼は本当に優れた資質と素晴らしいテクニックを持った選手で、両足でうまくフィニッシュすることができる」と語ると、さらに鈴木を称賛した。
「彼はスピードがあり、良い資質を持っているが、もちろんスーパーリーガやチームメイトを知る必要もある。鈴木は先日のカップ戦と今日の試合でゴールを決めた。もちろん信頼できるサブがいることは我々にとって重要なことで、鈴木はそういう選手だよ」
パリ五輪世代の中心選手の一人でもある鈴木。デンマークの地でここからさらなるゴール量産となるだろうか。
