belgium210618Getty Images

圧巻のデ・ブライネ、途中出場から1G1Aで逆転に導く!ベルギーが2連勝でベスト16進出を決める

現地時間17日、EURO(ユーロ)2020はグループBの第2節が行われ、パルケン・スタディオン(デンマーク)でデンマークとベルギーが対戦した。

エリクセンが心肺停止で試合中に倒れるというショッキングなアクシデントもあり、フィンランドとの初戦を0-1で落としたデンマーク。敗戦以上に精神的なダメージを負っていたチームは、エリクセンが無事に息を吹き返したことと、カウンセラーの診察を経てこのベルギー戦に臨んだ。

初戦でロシアに3-0と快勝しているベルギーとしては、ここでデンマークに勝てば突破が確定することとなるが、「エリクセンのために」を合言葉にチームが一つになったデンマークは、立ち上がりから優勝候補のベルギーを圧倒。開始わずか2分、高い位置でホイビュルクがインターセプトしてラストパスを送ると、ペナルティーエリア手前で受けたポウルセンがゴール左へと流し込み、あっという間にデンマークが先制する。

その後も出鼻を挫かれて浮足立つベルギーを尻目に、出足の鋭いデンマークが次々とチャンスを作り出す。前線からの激しいチェックにたまらずミスが誘発されるベルギーはトップのルカクまでほとんどボールを運ぶことができず、シュートまで持ち込むことができない。

開始10分、エリクセンの背番号10にちなみ、試合を一時中断。両チームの選手、会場全体が大きな拍手で病室のエリクセンにエールを送った。

セカンドボールへの反応速度、球際の競り合いでことごとくベルギーを凌駕し続けるデンマークは35分、デムスゴーアが自ら上げた右クロスのこぼれ球を拾ってエリア内に侵入。DFに囲まれながらも左足でシュートを放つと、狙い済まされたコントロールショットがゴール左へとわずかに外れる。

徐々に後方でボールを持てるようになったベルギーだが、依然としてルカクにいい形でボールが入る回数が少なく、入った後の周りのサポートよりもデンマークのプレスが速いため、ルカクの後の展開に乏しくなってしまう。

前半、シュートわずか1本に終わり1点ビハインドで後半を迎えたベルギーは、メルテンスを下げて後半のピッチにデ・ブライネを送り込む。

すると迎えた55分、右サイドでボールを奪い、縦に抜けたルカクがエリア内右から折り返す。これを受けたデ・ブライネがシュートフェイクを入れてからトラップで持ち出し、デンマークDF陣を手玉に取ってラストパス。フリーのトルガン・アザールが難なく押し込み、ベルギーが最初のチャンスをゴールに繋げて試合を振り出しに戻した。

追いついたベルギーはさらに59分、カラスコとデンドンケルを下げてエデン・アザールとヴィツェルを投入。追いつかれたデンマークも62分にポウルセンを下げてノアゴーアを投入する。

次の1点が勝敗を左右しそうな流れの中、迎えた70分、右サイドでルカクのポストプレーからティーレマンスが中央に入れたパスをE・アザールが左に展開。ペナルティーエリア手前左で受けたデ・ブライネがダイレクトで左足を振り抜くと、抑えの利いたシュートがゴール左へと突き刺さり、ベルギーが逆転に成功する。

逆転を許したデンマークは72分にディレイニーとデムスゴーアを下げてマティアス・イェンセンとコーネリウスを投入。しかし、前半飛ばしていたデンマークは徐々に運動量が落ち、ベルギーが余裕を持ったパスワークで試合をコントロールしていく。

それでも諦めないデンマークは87分、オルセンの右クロスをブレイスウェイトが頭で合わせるも、左のクロスバーをかすめて外れる。

アディショナルタイムの5分間でも必死の猛攻を仕掛けたデンマークだが、逃げ切ったベルギーが2連勝でベスト16進出を決めた。なお2連敗を喫したデンマークだが、まだ16強進出の可能性は残されている。

■試合結果
デンマーク 1-2 ベルギー

■得点者
デンマーク:ポウルセン(2分)
ベルギー:T・アザール(54分)、デ・ブライネ(70分)

▶EURO2020をWOWOWで無料視聴!お得な加入はこちらから

広告
0