juventus-Demiral-euro2020-202106260830(C)Getty Images

ユヴェントス、トルコ代表デミラルの放出を検討か…移籍金は52億円を要求?

ユヴェントスは今夏、トルコ代表DFメリフ・デミラルの放出を視野に入れている。20日、『Goal』の取材により明らかになった。

EURO(ユーロ)2020に出場した選手の中で、一番乗りでコンティナッサへ戻ったデミラル。20日午前、Jメディカルにおいて、通例のメディカルチェックを受け、2021-22シーズン開幕へ備えることになる。しかしマッシミリアーノ・アッレグリ新体制において、元サッスオーロDFの将来は不透明となっており、今夏の移籍市場において、放出要員となる可能性がある。

ユーヴェの首脳陣は、ここ数週間にわたってデミラルの代理人と接触。移籍について話し合いがもたれてきた。もし退団が現実的となった場合、ユーヴェは選手の移籍金として、4000万ユーロ(約52億円)を求める見込みとなっている。このところ、目立った活躍が見られなかった点を考慮すると、かなりの高額ではある。しかしイタリア国内のクラブでは、アタランタやローマが問い合わせを行ったほか、プレミアリーグからも熱視線が注がれており、デミラルに関心を寄せるチームは絶えない。最終的に、デミラルの去就は、アッレグリの判断次第となると見られている。

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デミラルが退団した場合、ユーヴェは代役として19歳のDFラドゥ・ドラグシンや、レンヌおよびカリアリへのレンタルから復帰したDFダニエレ・ルガーニに期待を寄せる。ドラグシンには、サッスオーロから関心が寄せられているが、数カ月前に契約を更新したばかりとあり、現段階において放出要員となる可能性は低い。また、ルガーニは、すでにアッレグリの下でのプレー経験があり、残留する見込みとなっている。

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