Yusuf DemirGetty Images

F・トーレス獲得間近で選手放出の必要生じるバルセロナ、まず18歳デミルが退団へ…「君をこれ以上プレーさせることはない」

バルセロナがこの冬の移籍市場で最初に放出するのは、どうやらFWユスフ・デミルとなりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。

マンチェスター・シティFWフェラン・トーレスを獲得寸前のバルセロナは、ラ・リーガのサラリーキャップをクリアするために選手を放出する必要に迫られている。『マルカ』によれば、チャビ・エルナンデス監督はDFサミュエル・ウムティティ、DFセルジーニョ・デスト、MFフィリペ・コウチーニョ、MFルーク・デ・ヨングも放出候補としているようだが、まずデミルの退団が決定的になったという。

デミルは2021年夏にラピド・ウィーンからバルセロナに加入。まずBチームに組み込まれ、その後にロナルド・クーマン前監督の手によってトップチームに昇格した。バルセロナは同選手を10試合で起用すれば1000万ユーロでの買い取り義務が生じたが、9試合で出場させた段階で買い取りを拒んだようだ。

バルセロナは18歳デミルの収める成果が期待には及ばなかったとして、財政難の中で買い取りを見送り、放出する考えを固めたようだ。『マルカ』によれば、同選手に対して次のようなメッセージを伝えたという。

「君がこれ以上ここでプレーすることはない。私たちが望んでいない買い取り義務が発生してしまうからね。どうか違うチームを探してほしい」

デミルはこの冬の移籍市場でラピド・ウィーンに出戻り、それから強豪リーグのクラブに移籍することが予想される。

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