バルセロナFWウスマン・デンベレによれば、チャビ・エルナンデス監督率いる同チームは良い環境・雰囲気の中でプレーに取り組めているようだ。
今季4節を残した段階でラ・リーガ優勝を果たしたバルセロナ。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたデンベレは、チャビ監督率いるチームが「家族」のようだと語り、ドレッシングルーム内の雰囲気の良さを強調している。
「それがタイトル獲得のカギなんだ。ドレッシングルーム内に多くの問題があれば、チームはそれを感じさせることになる。まったく良くないよ。今、バルセロナは家族なんだ。多くの若手とベテランがいてね。チーム内は良い雰囲気だよ」
「チャビがチームにもたらしたもの? 大きな自信だ。ここ3年間は誰にとっても難しかったが、彼が大きな自信をチームに与えてくれた。選手たちから重圧を取り除いてくれたんだよ。彼はこのクラブの人間で、ここで起こることをよく分かっていたんだ」
負傷に苦しんできたデンベレだが、現在はしっかりと予防策を講じているようだ。
「理学療法士と一緒に、しっかり仕事に取り組んでいる。以前はハムストリングにかなり問題を抱えてきたけれど、今はずいぶん良くなった。練習や試合の前後に、ハムストリングをちゃんとケアするようにしているんだ。フランスの理学療法士が、僕が取り組まなければいけないことを送ってくれるんだよ」
「食事も改善されたか? 今は練習場で食事を取ることが義務付けられている。以前はハンバーガーやピザばかり食べてると言われていたけど、それも事実じゃなかった。負傷していたのはピザやハンバーガーのためではないんだ。今は家でも練習場でもちゃんと食事をしているし、栄養管理師もいる。良い感じだよ」
バルセロナと2024年まで契約を結ぶデンベレは、これから延長交渉が行われることを明かした。
「順調だよ。バルセロナは2027年まで契約を延長することを望んでいる。代理人がクラブと話をすることになる。僕はこのチームで幸せだ。家でも、練習場でも。バルセロナでかなり良い感じなんだ。どうなるか見てみようじゃないか」
一時期は戦力外扱いになるなど、前回の契約延長ではバルセロナと一悶着があったデンベレ。しかし選手本人は深刻には考えていなかったようだ。
「昨季バルサを退団すると思ったか? ノーだ。まったく思わなかったね。色々言われてきたけどさ。交渉はうまく進むときもそうじゃないときもある。これはフットボールなんだ。フットボールマネージャーやFIFAみたいなものなんだよ」 また、休みの日に何をしているかを問われると、こう返してる。
「自分は家庭的なんだ。外出は好きじゃない。フットボールの試合をかなり見ているし、フットボールマネージャーをして、友人と話をする……そんなもんかな」
試合をたくさん観戦しているというデンベレだが、将来的に監督になることは真っ向から否定した。
「監督はないな。でもフットボールを見るのはかなり好きなんだよ。なぜかというと、フットボールマネージャーをしているから、あらゆる選手のことを知らないといけないんだ。2部やイングランド、フランスの試合も見るよ」




