ローマのレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシが、ロベルト・マンチーニ指揮下のイタリア代表のスタッフに就任した。イタリアサッカー連盟(FIGC)が18日、公式サイトを通じて発表した。
ローマ出身の生粋のロマニスタであるデ・ロッシはローマの下部組織で選手としてのキャリアを歩みだすと、兄貴分フランチェスコ・トッティ氏の背中を追い、2018-19シーズン終了後の退団までローマ一筋を貫いた。その後、2019夏に南米のボカ・ジュニオルスで半年間にわたってプレーし、自身の「夢」を実現している。
そして、昨年1月に現役引退を発表。第2のキャリアとして、ローマ下部組織の指揮官である父アルベルト・デ・ロッシと同じ指導者への転身を志した。先月は、友人のシニシャ・ミハイロヴィッチが指揮を執るボローニャや、ヴェローナの施設を訪問するなど、指導者転身のための準備を精力的に進めていた。
そんな中、FIGCが18日にデ・ロッシとの契約を発表。元ローマMFは、マンチーニ監督率いるイタリア代表のスタッフの一員となる。デ・ロッシは意気込みを語った。
「代表で新たなキャリアをスタートすることができ、誇りに思う。私を信じ、このチャンスを与えてくれた(ガブリエレ)グラヴィーナ会長とマンチーニ監督に感謝したい。私にとって(イタリア代表の拠点)コヴェルチャーノは実家のようなものだ。そこへ帰り、チームにいる元同僚や友人たちに会えるなんて感動的になるだろう。仕事を始めるのが待ちきれないよ。しかし私はまだキャリアをスタートしたばかりであり、学ぶべきことはたくさんある。これから熱意をもって取り組んでいきたい。同時にチームに貢献できるよう願っている」
デ・ロッシは現役時代、イタリア代表として通算117試合に出場。2006年ドイツ・ワールドカップや2004年U-21欧州選手権を制覇したほか、2004年アテネ五輪で銅メダルを獲得するなど華麗なキャリアを歩んだ。
マンチーニ監督も代表で実績豊富なデ・ロッシに期待を寄せており、「ダニエレがチームに加わってくれて非常に嬉しく思っている。選手たちに対し、重要なサポートをしてくれるはずだ。また今回が彼にとって初めての経験となるが、彼の今後のキャリアに役立つことを願っている」と語った。
とはいえ、デ・ロッシはまだ指導者講習を修了しておらず、アシスタントコーチを務めるとみられている。


