マンチェスター・ユナイテッドは、GKダビド・デ・ヘアとの契約延長を撤回していたようだ。
2011年にマンチェスター・Uに加入し、これまで公式戦550試合近くに出場してきたデ・ヘア。プレミアリーグ、FAカップ、リーグカップに加え、2016-17シーズンにはヨーロッパリーグ優勝にも導くなど、絶対的な守護神として10年以上に渡って活躍してきた。
しかし、クラブとの現行契約は今月で満了となる。そして『The Athletic』によると、デ・ヘアは一度契約延長にサインしていたが、マンチェスター・U側がそれを撤回していたという。
同メディアによると、32歳のデ・ヘアは現在週給37万5000ポンド(約6880万円)を受け取っているが、クラブ側は大幅な減額による契約延長オファーを送った模様。選手側はこれに同意していたようだ。しかしクラブはその契約を撤回し、さらに低額での新たなオファーを提出したと伝えられている。
そして、新たな契約延長オファーは未だ受け入れられていないようだ。現在も両者の話し合いは続いており、デ・ヘアが同意するかは不明。選手にはサウジアラビア勢の関心が寄せられているが、本人は最高レベルでのプレーを続けたいと考え、様々なオプションを検討していると伝えられた。
一方、マンチェスター・U側も選択肢を検討中。インテル守護神アンドレ・オナナの代理人と接触している他、ノッティンガム・フォレストへレンタルしているGKディーン・ヘンダーソンを復帰させる可能性もあるという。今後の展開に注目だ。


