マンチェスター・シティMFケヴィン・デ・ブライネに対し、サウジアラビアのクラブは関心を持ち続けているようだ。
今季は長期離脱を強いられたものの、復帰してからの公式戦9試合で2ゴール7アシストと圧巻の活躍を見せるデ・ブライネ。そんな32歳のベルギー代表MFの現行契約は2025年までとなっているようだが、依然としてサウジアラビア移籍の可能性が取り沙汰されている。
『The Athletic』によると、デ・ブライネは昨夏の時点で年俸7000万ユーロ(約114億円)が提示されていたという。当時は家族の反対もあって断りを入れたが、サウジアラビア・プロリーグのスポーツダイレクターを務めるマイケル・エナメロ氏は未だコンタクトを取り続けており、今夏に再びオファーを送る可能性があるようだ。
同メディアは、マンチェスター・Cが契約延長に動いた場合「デ・ブライネが断るとは考えにくい」としつつも、昨夏にイルカイ・ギュンドアンがフリーで退団したことを例に挙げ「シティは30代半ばに差し掛かる選手との契約更新には非常に厳しく取り組んでいる」と指摘。ギュンドアンの場合、ピッチでは中心として活躍し、ジョゼップ・グアルディオラ監督も延長を望んでいたが、本人が希望する2年以上のオファーを提出しなかったようだ。
そして同メディアは、デ・ブライネが契約満了時には34歳となること、ハムストリングのケガの回復状況が契約延長交渉に影響を与えると分析。それらを念頭に置いた場合、「シティは価値があると感じれば、現金化する誘惑に駆られる可能性は十分にある」と綴った。サウジアラビア側の提示する金額については「プレミアリーグ史上最高のMFの可能性もある彼には、他の選手へ十分に再投資できる巨額が支払われる」と予想している。





