de bruyne(C)Getty Images

「デ・ブライネの劣化は見ていて辛い」…マン・C番記者が嘆く「ふさわしい終わりにはならない」

マンチェスター・シティMFケヴィン・デ・ブライネについて、『The Athletic』の番記者が持論を展開した。

2015年にマンチェスター・Cへ加入したデ・ブライネ。これまで公式戦409試合出場105ゴール173アシストを残し、6度のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝など、数々のタイトル獲得に貢献してきた。

しかし、近年は度重なるケガで頻繁に離脱を強いられることに。さらに今季はチームの不調とともにパフォーマンスの低下が指摘され、19日のレアル・マドリー戦(1-3)ではジョゼップ・グアルディオラ監督が「戦術的な理由」で出場しなかったことを明言。そして23日のリヴァプール戦(0-2)でも、66分に最初の選手交代で22歳MFジェームズ・マカティーと交代している。

『The Athletic』でマンチェスター・Cの番記者を務めるサム・リー氏は、「ケヴィン・デ・ブライネの劣化は見ていて辛い」と33歳MFについて持論を展開した。

「過去1年間で彼がビッグマッチで低調に終わった試合はいくつかあった。今月のアーセナル戦やレアル・マドリー戦など、シティ最大の試合でベンチに残されたことにより、それが顕著になっていた」

「そう、彼の最高の日々はもうとっくに過ぎ去ってしまったようだ。これからシーズン終了までに彼のクオリティを発揮してくれる試合は1~2つあるだろうが、間違いなくこれがシティでのラストシーズンだ。契約は今季限りで満了であり、このパフォーマンスでは契約延長を正当化できない」

「リヴァプール戦では全力を尽くしたものの、前半終了間際のシュートがコーナーフラッグ付近まで飛んでしまい、またアレクシス・マクアリスターのマークによってバランスを崩して相手にCKを与えてしまうなど、彼が苦しんだシーンは散見された。そして最初の交代でベンチへ下がっている」

そのうえで「デ・ブライネは、プレミアリーグ史上最高の選手と言っても過言ではない活躍を残してきた。だが、もしこれが彼の最後のシーズンだとすれば、決してふさわしい終わりにはならないだろう」と指摘。パフォーマンスの低下を嘆いている。

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