マンチェスター・シティMFケヴィン・デ・ブライネが、自身に対する批判に反応している。
2015年にマンチェスター・シティへ加入し、プレミアリーグ史上5位となる98アシストをマーク。4度のリーグ制覇など数々のタイトル獲得に貢献してきたデ・ブライネ。しかし近年はケガなどにも悩まされ、出場時間が減少している。直近9試合でも先発は5試合となっており、一部では衰えを指摘する声も上がっていた。
しかし31歳MFは、チャンピオンズリーグのライプツィヒ戦へ向けた会見で「僕に対して明らかに他の選手とは異なる基準を持っている人が多いね」としつつ、批判に反論した。
「だけど、それが現実なんだ。毎試合ゴールを奪い、毎試合アシストすることを期待されている。僕はこれまでかなり良いプレーをしてきたと思うよ。アシスト数は少ないのかもしれないけど(今季公式戦18アシスト)、チャンスメイクが少ないとは思わない。本当のところ、そんなことはあまり考えないんだけどね」
「問題ないプレー……今までで最高のプレーではないのかもしれないけど、良い感じだよ。スタッツを見ればわかるだろう。リーグで最も多くのチャンスを生み出し、最も多くのアシストを記録したんだ。僕にとっては変わらない。このクラブで8年、プロレベルで15年、同じことをやってきた。僕はみんなよりも自分に期待している。プレッシャーはない。好きだからプレーしているわけで、やらなければならないからやっているんじゃないよ」
また「ピッチではいつも自分がやろうとすることをやっている」としつつ、冗談を交えつつ以下のように続けている。
「僕はこの競技では年寄りだし、それがどういうことだかわかっている。もちろんできる限りプレーしたいけど、うまく動かなくても10分間はベストを尽くすんだ。それがチームの勝利につながる。何も違うことをやる必要はない。僕がチームのために何をしてきたか、何が得意で何が苦手かも理解している。ピッチ内外で苦手なことはしたくないね。誰にでも自分の役割があって、その役割をキープするのが本当に大切なんだ」




