昨年に逮捕されたブラジル代表DFダニ・アウベスの事件が、新たな局面を迎えたようだ。
昨年12月にバルセロナで女性に性的暴行を加えたとして起訴されたアウベス。『AFP通信』によると、スペインで裁判を受けることになったという。
ブラジル代表としてカタール・ワールドカップに出場後、スペインで休暇を過ごしていた。アウベスは2022年12月にバルセロナのナイトクラブ「サットン」のトイレで若い女性をレイプした疑いで逮捕。1月にスペイン警察に拘留され、逃亡の危険性があると当局が判断。保釈が却下されて以降も身柄を拘束されている。
アウベスは6月に事件について「良心の呵責はない」と語っていたものの、有罪が確定すれば最高で12年の懲役刑に処される可能性があると言われている。現時点で裁判の日程はまだ決まっていないようだ。
現在40歳のアウベスはブラジル代表として127キャップに出場。バルセロナ、パリ・サンジェルマン、ユベントスでプレーし、直近では現メキシコのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルでプレーしていた。


