20220118 Daizen MaedaGetty Images

セルティックでも躍動!横浜FMコーチが語る前田大然の「感銘を受けた」能力とは?「一般的な速い選手とは違い…」

現在横浜F・マリノスのヘッドコーチを務めるショーン・オントン氏が、オーストラリア『KEEP UP』でセルティックFW前田大然について語っている。

昨季の明治安田生命J1リーグで23ゴールを挙げて得点王に輝いた前田。昨年末には、恩師アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックへ加入し、リーグ戦ではデビューから3試合で2ゴールを挙げる活躍を見せている。

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新天地でも持ち前のスピードと運動量を生かして早くも重要な存在になりつつある24歳FWについて、ポステコグルー監督時代にも横浜FMのコーチを務め、現在はヘッドコーチを担当するオントン氏が言及。「彼の身体的特徴は誰にとっても印象的なものだね」と絶賛している。

「私が大然に感銘を受けたのは、そのスピードだけじゃなく、あのスピードで何度も繰り返しスプリントできることなんだ。一般的な速い選手は、一度その速さで走ることはできても、その後回復するまでに時間がかかる。だが彼の能力は、それを何度も何度も繰り返し、90分になってもまだそれを続けているところだ。本当に素晴らしいね」

「(横浜FMでは)他の選手と同じように環境への適応に少し時間はかかったが、彼はそれを真摯に受け止めた。アンジェが彼の能力を解放し、プレスとゴールへの自信を植え付け、彼が受け止めたんだ。性格が表れていると思う。今のスタイルは彼のプレーにとてもフィットしていると思うよ」

「彼は彼自身の中に次のレベルを持っている。常に学ぶことにハングリーなんだ。素晴らしい性格だよね。昨年より前から、英語を勉強していたよ。時には私とね。いつももう一度(海外で)戦いたいという野心を持っていたんだ」

「日本人にはそういう人が多いね。英語を勉強している選手は、次のステップを考えているんだ」

「大然のキャラクターを知っていれば、クラブとしてこれほど誇りに思うことはないね。ここにいる全員がそうだ。みんなが応援しているよ。アンジェだってそうだ。日本の選手たちは本当によくやっているよ」

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