daiki matsuokaGetty Images

松岡大起、清水から福岡へ完全移籍が決定「今、一番は試合に出ること」

清水エスパルスは30日、松岡大起がアビスパ福岡へ完全移籍することを発表した。

サガン鳥栖の育成組織から2019年6月にクラブ史上初となる高校3年生でのトップ昇格を果たした松岡。以降トップチームの主力として活躍すると、2021年8月には清水へ完全移籍を決断した。2022年1月には日本代表に初招集されるなど順調に成長を見せていた中、2023年3月にはグレミオ・ノボリゾンチーノへの期限付き移籍が決定し、ブラジルに新天地を求めている。

そんな22歳MFだが、30日に福岡への完全移籍が発表に。本人は清水の公式HPで以下のように語った。

「いつも応援ありがとうございます。この度、アビスパ福岡に完全移籍する事になりました。ブラジルでの1年間は悔しくてたまらない経験をしました。このオフに色々なことを考えましたが、今、一番は試合に出ることだと思います。試合に出て活躍し成長する事で、来年のオリンピックや未来が初めて見えてきます。そう考えている時にオファーをいただき、自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現する為、チャレンジをしたいという想いが強くなりました。この信念の基、簡単な決断ではありませんでしたが移籍を決断しました」

「サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時を鮮明に覚えています。初めての移籍で満身創痍で戦った日々を、初めての長期離脱でサッカーができなかった日々を、もっとたくさんの勝利を見せたかった、もっと毎試合最高のパフォーマンスを出したかったなど色々な想いが溢れ、沢山の葛藤がありました。どんなときも家族、チームメイト、クラブスタッフ、サポーター、スポンサーのみなさんはいつも支えてくれて、私に力をくれました。清水エスパルスの一員として日本平でプレーし、たくさんの事を経験し学び、成長できたと言えます。本当に感謝しています。この経験を必ず今後のサッカー人生に生かしていきます。今までお世話になったクラブへの感謝を胸に歩んでいきます。本当にありがとうございました」

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