Daichi Kamada Frankfurt 06032023(C)Getty Images

鎌田大地側との交渉は一旦ストップか…移籍専門記者、ミランはティーレマンス獲得を検討と指摘

パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)の電撃退任は日本代表MF鎌田大地のミラン入りに影響を及ぼすのだろうか。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は同クラブがほかのターゲットを狙う可能性を指摘している。

今夏の“補強第1号”として、フランクフルトを6月末で退団する鎌田のフリーでの獲得に乗り出していたミラン。交渉を進めていたパオロ・マルディーニ氏らがディレクターの座から電撃退任したことで、これまではイタリア『メディアセット』は「カマダはスタンバイ」と綴るも「1996年生まれの選手を巡る(獲得決定の)白煙の合図は、やってくるはずだ」とし、『コリエレ・デロ・スポルト』も「マルディーニと(フレデリック)マッサーラが進めていた取引は、2人の退任とともに暗礁に乗り上げた」「その中の1つだけは変わらずに進行している。それはダイチ・カマダの獲得だ」との見通しを述べていた。

しかしながら、先日まではミランは鎌田との交渉は継続していると見ていたディ・マルツィオ氏はここに来て同選手との「状況は最終段階で保留となった」と主張。同記者はプレミアリーグから降格のレスター・シティとの契約が満了となるベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスの獲得を検討しているとし、ローマも狙っていると言われる同選手にターゲットを変更する可能性を示唆した。

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攻撃的MFのブラヒム・ディアスが所属下であるレアル・マドリーに復帰する予定であり、それもあって鎌田の加入を望んでいるとされたミラン。ミッドフィールダーとはいえ、より守備的なポジションを本職とするティーレマンスの獲得に動くのだろうか。

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