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フランクフルト退団決定の鎌田大地へ…地元メディアは厳しい見解示しつつも「もっと良い別れに値する」

フランクフルト退団が決定した日本代表MF鎌田大地に対し、地元メディアはやや厳しい見解を示している。

2017年夏にサガン鳥栖から加入し、シント=トロイデンへのレンタルを経て、フランクフルトの主力に定着した鎌田。公式戦170試合で37ゴール31アシスト、昨季はヨーロッパリーグ制覇に貢献すると、今季はチャンピオンズリーグの舞台でも3試合連続ゴールをマークするなど、チームの中心として活躍し続けてきた。

しかし、現行契約は今季限りで満了に。そして去就に関して様々な憶測が浮上する中、強化担当のマルクス・クレシェ役員はクラブ公式HPでシーズン終了後の退団を認めている。

そんな鎌田に対し、地元メディア『Frankfurter Rundschau』は「もはやニュースとは言えないことを発表した。鎌田大地は契約を更新しない」としつつ、「現時点では、フランクフルトで涙を流す人はほとんどいない。完全にフォームを崩し、我を忘れ、無気力な印象を残しているからだ。フランクフルトで5年過ごした後、彼が他の何かを望んでいることは誰も責めない」と直近のパフォーマンスの低下を指摘しつつ、厳しい見解を示した。

「ワールドカップ以降はまったく動けず、自信がないようにみえるのは驚きだ。彼の頭は本当に新しいクラブへ行っているのか? ケガを避けるためなのか? それは信じがたいことだ。今、彼の力が必要だ。チームの急激な失速は、彼のフォームに関係している。鎌田は絶対的な選手の1人だった。公式戦13ゴールを決めているが、2022年内に12ゴールを奪っている。2023年は1ゴール1アシスト。これは極めて少ない」

一方で今季のチャンピオンズリーグのグループステージでの活躍を称賛しつつ、「戦うことを学んだハンサムな選手」として「良い時も悪い時も、今がそうであるように、違いを生む選手だった」とパフォーマンスを評価。そして「彼はアイントラハトに足跡を残した。退団は痛い。おそらく、最後の数試合で気を引き締めるだろう。もっと良い別れに値するのだから」と締めくくっている。

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