Daichi Kamada Frankfurt 06032023(C)Getty Images

ミラン、鎌田大地の獲得を見送る可能性?EU圏外枠はチュクウェゼ優先ですでに個人合意と著名記者報道

ミランとの交渉が伝えられる日本代表MF鎌田大地の状況について、著名記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が伝えている。

2シーズン前のヨーロッパリーグ優勝の立役者となり、昨季はチャンピオンズリーグ3試合連続ゴールを含む公式戦47試合で16ゴール7アシストを記録した鎌田。昨季限りでフランクフルトとの契約が満了となり、フリーで新天地を探す状況が続いている。すでにミランとは個人条件面で合意していることが複数メディアで伝えられているが、未だ実現していない。

鎌田のミラン移籍については、これまで『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などがEU圏外枠の問題を指摘している。先日ルヴェン・ロフタス=チークの獲得を決めたことで、ミランに残されたEU圏外枠は残り1つになった模様。この1つを誰に使うかで、ミラン内部で検討が続いていると伝えられていた。

そして移籍専門記者であるディ・マルツィオ氏は、ミランは攻撃陣の補強としてナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼを優先していると指摘。すでに選手とも合意に達しているようだ。ビジャレアルにもオファーを提示しており、現在は返答待ちだという。

さらに鎌田については、ミランが獲得を見送る可能性がある模様。「ステファノ・ピオリ監督の志向するスタイルにフィットしないかもしれない」とし、他の選手の獲得へ動くと伝えている。

なおその他、ミランはクリスティアン・プリシッチ(チェルシー)移籍に関してはまだ遠い段階にあり、アダマ・トラオレ(ウォルヴァーハンプトン)をオプションとして検討。ルカ・ロメロ(フリー)の加入は決定的で、タイアニ・ラインデルス(AZ)とは交渉が続いているようだ。

ミラン移籍が停滞したことで、ローマやユヴェントスなども新天地候補として伝えられた鎌田。新シーズンはどのクラブでプレーするのだろうか。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0