ミラン移籍が噂される日本代表MF鎌田大地について、『GOAL』イタリア版が加入した場合の役割などを分析している。
今季でフランクフルトとの契約が満了する鎌田。すでに契約更新せずにフリーで退団することが決まっており、数々のビッグクラブが獲得に動いていることが伝えられている。これまでドルトムントやベンフィカなどが有力候補として挙げられてきたが、直近ではイタリア一部メディアでミランと合意に至ったことも伝えられている。
一部ではディレクターを務めるクラブレジェンドのパオロ・マルディーニ氏が獲得を熱望し、年俸300万ユーロ(約4億4000万円)を用意したとも報じられる中、鎌田について『GOAL』イタリア版編集部のフランチェスコ・スッキル氏が分析。プレーの特徴や期待を綴っている。
「純粋な攻撃的MFであり、中盤ならどこでも起用可能だ。欧州でのキャリアのほとんどで、Jリーグ時代と同様にストライカーの後ろでプレーしている。一方でセンターフォワードのサポート役やウイングでより攻撃的な役割を担うことも。シント=トロイデン時代はセカンドストライカーとしてプレーし、16ゴール9アシストを記録している。2019年以降は攻撃的MFが定位置だが、今季はインサイドMFで起用されると、ゴールやアシストは制限された(15ゴール6アシスト)」
「両足が使え、GKの前では驚くほど冷静だ。非常に速くボールを動かすことが可能で、ゲームビジョンも卓越している。素晴らしいスキルを持っており、攻撃陣に完璧にフィットするだろう」
昨季は11年ぶりのセリエA制覇、今季はチャンピオンズリーグ準決勝進出を果たしたミラン。若い力が躍動して成長を続けるイタリアの名門に、鎌田は加入することになるのだろうか。
<7日間無料トライアル実施中!>今週5/20(土)吉田・上月vs長谷部・鎌田!「シャルケ× フランクフルト」『ブンデスリーガLIVEアプリ』全試合LIVE配信




