プレミアリーグ公式は、今夏クリスタル・パレスに加入した日本代表MF鎌田大地に注目している。
昨季加入したラツィオでは公式戦38試合に出場したものの、先発出場はほぼなく苦しいシーズンが続いた鎌田。するとわずか1年で退団し、今夏にフランクフルト時代の恩師オリヴァー・グラスナー監督が指揮を執るパレスへと加入した。
そして、新天地ではプレシーズンマッチ4試合連続で先発出場。クローリー・タウン戦(6-3)では初ゴールを記録した他、3日に行われたウェストハム戦(3-1)でもフル出場で勝利に貢献した。
そんな28歳MFは、プレミアリーグでも注目を集めている。ベン・ブルーム記者が公式HPで「プレシーズンマッチで輝いた10人のスター選手」を選出し、「今シーズンに大きな影響を与える可能性のある選手たち」の1人に鎌田を選んでいる。
「今季のプレシーズンで、この日本代表MFより出場時間の多いパレスの選手は1人しかいない。7月初めにフリートランスファーで契約したばかりにもかかわらず、だ」
「この移籍で、鎌田はグラスナーと再会する。フランクフルト最後のシーズンでは、グラスナーの下でリーグ戦9ゴールを奪っていた。今夏のプレシーズンでも1ゴール2アシストを記録し、自分がいかに重要な存在であるかを示している。さらに重要なことは、彼が10番としても(退団したマイケル・オリーセの直接の代役にもなる)、より中盤深い位置でもプレーしたこと。その多才さを証明した」
またプレミアリーグ公式HPは、各クラブのシーズンプレビューの中でパレスの今季ベストイレブンを予想。鎌田は1トップの後ろでのプレーが期待されているようだ。
■プレミアリーグ公式が予想するパレスの今季ベストイレブン(3-4-2-1)
▽GK
ディーン・ヘンダーソン
▽DF
ナサニエル・クライン
ヨアキム・アンデルソン
クリス・リチャーズ
▽MF
ダニエル・ムニョス
ウィル・ヒューズ
アダム・ウォートン
タイリック・ミッチェル
▽FW
エベレチ・エゼ
ジャン=フィリップ・マテタ
鎌田大地


