ボルシア・メンヘングラードバッハは、今夏に田中碧に続いて鎌田大地を獲得する可能性があるようだ。
板倉滉が主力として活躍し、先日には福田師王もトップチームデビューを飾ったボルシアMG。しかし今年に入ってからブンデスリーガ7試合で2勝(2分け3敗)と調子を落とし、現在12位と苦しい戦いが続いている。
そんな中でドイツ『ビルト』によると、ボルシアMGは今夏にU-21フランス代表MFマヌ・コネを3500万ユーロ(約57億円)程度で売却する可能性が高く、さらに新たなスポンサー獲得などで増加したスポンサー料を投じ、チームの再建を図る模様。そして、コネに代わる中盤の補強を計画しているようだ。
そしてその候補として、フォルトゥナ・デュッセルドルフで活躍する田中が最有力候補とのこと。モンペリエMFジョリス・ショタールも候補ではあるが、日本代表MFは移籍金が275万ユーロ(約4億5000万円)と安価で獲得できるとされており、ボルシアMGの「本命」と伝えられている。
その一方で『ビルト』は、ボルシアMGが鎌田の獲得に動く可能性があると指摘。ラツィオとの現行契約は今季限りで満了となる鎌田だが、チームでは出場機会を失い厳しい状況に。イタリアメディアでは契約延長オプションを行使する可能性は低いと予想されている。『ビルト』は、「ドイツ復帰はキャリアを軌道に戻す手助けになると同時に、ボルシアMGに創造的な才能を加えるだろう。彼らはそれを必要としている」と指摘した。
セリエAでは直近9試合でベンチスタート、6試合をベンチで見守っている鎌田。イタリアで厳しい状況が続く中、ドイツ復帰を選択するのだろうか。




