アトレティコ・マドリーは、今冬の移籍市場で複数選手を放出することになるかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えている。
アトレティコは今夏セビージャからMFビトロ、チェルシーからFWジエゴ・コスタを獲得。1月にFIFAの処分が明け次第、アトレティコはビトロとD・コスタの選手登録が可能になる。
D・コスタをレンタル(レンタル料500万ユーロ)という形で獲得したアトレティコだが、来夏に同選手を買い取るために5000万ユーロを支払う必要がある。また、ビトロ獲得に際しては契約解除金3750万ユーロを支払った。
アトレティコは今季から使用を開始した新本拠地ワンダ・メトロポリターノの建築費に3億2000万ユーロを投じたといわれている。前本拠地ビセンテ・カルデロンを売却して土地代として1億7500万ユーロの収入を得たとされているが、クラブは財政を整えるため、今冬の選手売却を考慮している模様だ。
アトレティコはMFニコラス・ガイタン、FWルシアーノ・ビエットの放出を検討しているようだ。またオファーの条件によっては、MFアウグスト・フェルナンデス、FWケヴィン・ガメイロらも放出される可能性があるとされる。


