クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、クラブ首脳陣への怒りをあらわにした。
2024年2月からクリスタル・パレスを指揮するグラスナー監督。最初のフルシーズンとなった昨シーズンには、フランクフルトでも指導した鎌田大地らとともにクラブ初のタイトルとなるFAカップ制覇に導く。さらに、今シーズン初戦のコミュニティ・シールドでもリヴァプールを下してトロフィーを掲げた。
クリスタル・パレスに成功をもたらしてきたグラスナー監督だが、16日のプレスカンファレンスで主将マーク・グエーイが移籍することを伝えた後、「新しい挑戦」のために今シーズン終了後に満了を迎える現行契約を更新せず、退任するを明かした。
混沌とした中で迎えた17日の敵地でのサンダーランド戦で、クリスタル・パレスはジェレミ・ピノの得点で先制しながらも逆転されて1-2で敗戦。この試合の後、グラスナー監督はイギリス『スカイスポーツ』で「我々は完全に見捨てられたような感じだ。試合前日にキャプテンを売るなんて、まったく理解できない」と話し、いらだちを続けた。
「我々は準備していたが、昨日(16日)になってキャプテンが売却されると知らされた。しかし、なぜ週明けじゃダメだったんだ? 彼は少なくともこの試合でプレーできたはずで、来週には他の選手たちが帰って来る。とても腹立たしい。夏には試合前日に(エベレチ)エゼの件があり、今度は試合前日にキャプテンだ。年に2回も心臓を引き裂かれるような思いをさせられるなんて、まったく理解できない」
「私は30年間フットボールの世界にいるが、このようなことは一度も経験したことがない。しかし今、それがこの6カ月や7カ月の間に2度も起きた。これが今の現状だ。この数週間、スカッドには12人や13人の選手しかいない。一部の選手たちはすでに35試合を戦っている。選手たちは全力でやっているが、またしてもベンチから彼らを助けることができず、それが本当につらい」
「昨日の午前10時半になって、初めてマークを売却するという話を聞いた。交渉は数日間続いていたと思うから、午前10時に電話がかかってきて、10時半までにすべてが合意されたなんてことはなかったと思う。それでも、我々はそれに対処しないといけない。調子が良くなく、試合の前日にサンダーランドに来なければならない上に、使える選手もいない中で、キャプテンを売却する。こんなことをするチームはどこにもない。他のチームなら選手は試合に出て翌日に去っっている。しかし、我々はどうして試合前日に選手を売るんだ?」



