クリスタル・パレスの鎌田大地がプレミアリーグ第6節の最優秀選手候補に選出された。
27日に行われたプレミアリーグ第6節でクリスタル・パレスはホームでリヴァプールと対戦。イスマイラ・サールの得点で先制したクリスタル・パレスは、試合終盤に同点弾を許すも、後半アディショナルタイムにエディ・エンケティアが劇的な勝ち越しゴールを奪って、リヴァプールを2-1で下した。
この試合に中盤で先発した鎌田は、サールの先制点につながるCKのキッカーを務め、攻守の両面で好パフォーマンスを披露。28日に発表されたクラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチにも選出される活躍をピッチ上で残した。
そんな中30日、プレミアリーグの公式ウェブサイトは今節の最優秀選手の候補を発表。鎌田は、アストン・ヴィラのエミリアーノ・ブエンディア、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランド、リーズ・ユナイテッドのショーン・ロングスタッフ、アーセナルのデクラン・ライス、サンダーランドのロビン・ローフス、ブレントフォードのイゴーリ・チアゴ、ブライトンのダニー・ウェルベックとともに候補に入った。
プレミアリーグの公式ウェブサイトは鎌田のパフォーマンスについて「セントラルミッドフィールドのポジションに戻ったカマダは、クリスタル・パレスがリヴァプールの完璧なシーズンスタートを終わらせ、公式戦無敗記録を18試合に伸ばした一戦のピッチ上のどこにでも姿を現していた」と綴り、パフォーマンスを称えた。
「イーグルスにとってのイスマイラ・サールの先制点につながり、良いクロスにより危険を作り出したのはカマダのコーナーキックだった。日本人選手は疲れ知らずの全力パフォーマンスの中で、どのフィールドプレイヤーのチームメイトよりもパスを成功し、ディフェンダー以外の選手の中で最多のタックルを記録した」
なお、今節の最優秀選手はファン投票によって決定し、現地時間10月1日に結果が発表される予定だ。