daichi-kamada(C)Getty Images

パレスで苦戦の鎌田大地に現地メディア「監督の責任も。日本代表では10番でゴールも決め…」

今季開幕から苦しむクリスタル・パレスだが、現地メディアは日本代表MF鎌田大地に注目している。

昨季途中就任したオリヴァー・グラスナー監督の下で7勝3分け3敗と見事な成績を残し、プレミアリーグを10位で終えていたクリスタル・パレス。しかし、今季はリーグ戦7試合を終えて3分け4敗と勝利がなく18位に低迷している。この成績を受け、現地では早くもグラスナー監督解任の可能性も伝えられている。

そんな厳しい状況の続くクリスタル・パレスについて、イギリス『スカイスポーツ』が特集。その中で、フランクフルト時代にはグラスナー監督の下でヨーロッパリーグ制覇を達成し、今夏に加わった鎌田についても注目している。

以下に続く

「フランクフルトでグラスナーと取り組んだという歴史があることから、ダイチ・カマダは大きな期待とともに加入した。しかし、現状はさらなる失望を与えている。デビュー戦となったブレントフォード戦は平凡で、それ以降もほとんど調子が上がらない」

「カマダの適応面での苦悩は、不慣れな守備的MFの役割を担うことによって悪化している。グラスナーは日本代表選手への辛辣なコメントに対して『1人の選手に責任を負わせることは本当に不公平だ』と反論した」

「しかし、監督自身がカマダのスロースタートの責任を取らなくてはならない。先週、彼は日本代表でのサウジアラビア戦で得意の10番でプレーし、ゴールも決めた。グラスナーがこれに気付くかどうかは、時間が教えてくれるだろう」

なお同メディアによると、鎌田はスタッツ面でも苦しんでいる。チャンスメイク数「6」はチーム内5位、ゴール期待値「0.24」はチーム内9位、アシスト期待値「0.21」はチーム内10位、シュート数「4」はチーム内7位という結果に。リーグ戦では7試合で未だゴールもアシストも記録できておらず、難しい時間が続いている。

広告