アル・ナスルFWクリスティアーノ・ロナウド（40）が、ブラジルのクラブに移籍する可能性が浮上している。スペイン『マルカ』電子版が報じた。
今季タイトルを獲得できなかったばかりか、来季のAFCチャンピオンズリーグエリート出場権も逃したアル・ナスル。クラブ内では大きな動揺が走っており、チームの陣容、コーチンングスタッフ、幹部陣など、あらゆる場所での改変が噂されているという。
対してC・ロナウドも、冬の移籍市場で戦力の補強を求めながらもFWジョン・デュランしか加入しなかったことなど、チームに適切な競争力を付与しないクラブの方針に対して少なからず不満を抱えている様子。C・ロナウドとアル・ナスルは2026年まで結ぶ契約の延長が確実視されていたが、今季無冠という混沌の中で、立ち消える可能性もあるようだ。
そして『マルカ』電子版によれば、C・ロナウドはブラジルのクラブから誘いを受けている模様。年俸額など契約条件について明かされていないが、「外部投資家の重要な出資金」もあり、アル・ナスルでの未来が不透明な同選手にとって「破格のオファー」になり得るようだ。ちなみにC・ロナウドはアル・ナスルで、年俸として2億ユーロ（約330億円）近くを受け取っていると報じられる。
『マルカ』電子版は、C・ロナウドにとってブラジルのクラブからのオファーが「興味をそそるもの」であるとも記載。その理由は、クラブ・ワールドカップに参加できる可能性を開くためであるという。ちなみに2025年クラブ・ワールドカップに参加するブラジルのクラブは、パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンセ、ボタフォゴとなっている。
果たして、C・ロナウドがブラジルのクラブに加入することはあり得るのだろうか。……実際にそうなり、クラブ・ワールドカップに参加する場合には、“世界最高の座”を争ったライバル、インテル・マイアミFWリオネル・メッシと再び同じピッチに立つ可能性もあるかもしれない。