コヴェントリー・シティMF坂元達裕は、インタビューの中でサポーターや指揮官、チームメイトとの関係性について語った。
2023年にオーステンデからコヴェントリーに加入した坂元。3シーズン目を迎えた今シーズンは、元イングランド代表MFフランク・ランパード監督率いるチームの中で主力としてプレーし、ここまで公式戦16試合に出場して4得点3アシストを記録。イングランド2部チャンピオンシップで2位に10ポイント差をつけて首位を独走するチームを支えている。
右サイドで精力的なプレーを見せ加入早々から現地サポーターの心をつかんだ坂元だが、『コヴェントリー・ライブ』のインタビューではサポーターとの関係性について言及。「日本のサポーターも最高でしたけど、コヴェントリーではその関係性がより大きくより強いものであるように感じています。彼らのためにプレーすることを本当に楽しんでいますし、僕のチャントも大好きですよ」と話し、以下に続けた。
「いつも言っていますが、彼らはいつだって最高なんです。大きなエネルギーを与えてくれるので、ホームでもアウェーでも助けられています。サポーターには心から感謝していますし、(彼らのために)リーグ優勝を助けたいです」
また坂元は、昨シーズン途中からチームを指揮するランパード監督についても語った。
「みんなが知っているフットボール界のレジェンドであり、彼の下でプレーできることは誇りに感じています。素晴らしい人物であり、最高の監督でもあります。試合中、彼に僕の能力を見せたいです」
「(ランパード監督から学んだことは?)英語が得意じゃないからうまく説明できないですが……彼は僕によく話をしてくれますし、守備面のことやもちろん攻撃面についてのことなど、たくさんのことを教えてくれました。彼と働けることが大好きです」
さらに坂元は、コヴェントリーの中での一番の友人について問われ、右サイドでコンビを組む「ミラン(ファン・エヴァイク)」と回答。続けて「彼はとても親切です。最初のころ、僕はあまり英語で話せなかったですけど、ミランは日本やアニメが好きで特に助けてくれました。ミランは良い友人です。ミランやブランドン(トーマス=アサンテ)はアニメが好きなので、日本語の単語を知っていますし、『おはよう、元気?』とか少しのフレーズを話せます。それにミランは今では日本語を流暢に話しています。アニメ好きなので僕が来る前から日本語を知っていましたし、僕も彼によく教えています」とチームメイトと良い関係を築けていることを明かした。


