20240227 Tatsuhiro Sakamoto(C)Getty Images

坂元達裕が背中の負傷で今季欠場へ…コヴェントリー指揮官「かなりの痛みを感じていて、復帰までに時間を要する」

コヴェントリー・シティの坂元達裕が今シーズンの残りを欠場する。

昨夏にオーステンデからコヴェントリーに加入した坂元。シーズン序盤は適応に苦しんだ同選手だが、昨年11月末のミルウォール戦で初ゴールを記録すると、12月半ばから1月上旬までのリーグ戦5試合で5ゴール1アシストをマークして、11試合負けなしを記録したチームの中心選手として大活躍した。

しかし、23日の0-3で敗れたプレストン・ノースエンド戦の前半に空中戦での競り合いの中で坂元は負傷。病院に搬送され、入院を余儀なくされるなど、重傷であると考えられていた。当初は骨盤骨折の可能性があるとされていたものの、背中の負傷と診断されたようだが、今後長期的な離脱を強いられる見込みだ。

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エリス・シムズが得点を挙げた際に坂元の7番のユニフォームを掲げるパフォーマンスを見せた26日の5-0で勝利したFAカップ5回戦のメイドストーン・ユナイテッド戦後に、マーク・ロビンズ監督は日本人選手の状態を説明した。

「彼はシーズンの残りを欠場する。彼は背中を負傷した。プライベートなことだから多くの詳細については話さない。タツと話をした後に、君たちにさらに先のことを伝えることになる。彼は検査を受け、退院して帰宅した。今夜(26日夜)も検査を受け、彼の状態は良くはない。彼は回復に努めることになるが、時間を要するものだ。残念ながら、彼はかなりの痛みを感じているから、すぐに楽になることを願っている」

「彼は素晴らしかったし、休養が必要だった。慣れていない毎分をプレーするイングランドのフットボールにやってきたのだから、当然のことだ。彼は息抜きを求めていたが、私は与えられなかったし、それがこの負傷に影響した。疲労があれば、それは判断を鈍らせるものだ。彼のことを本当に残念に思うし、我々にとっても本当に残念だ」

「彼がシーズン終了までにプレーできることを願っているが、現段階で少しばかり懐疑的に感じている。私はことの詳細を把握しているが、より詳細を話す前にタツと話をする必要がある。しかし、彼には妻と子供がそばに居て、彼の面倒を見ており、我々もそばにいるし、彼に必要なすべての支援を提供しようと思う」

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