コヴェントリー・シティの坂元達裕がミドルズブラ戦で2ゴールをマークして勝利に貢献した。
1日に行われたチャンピオンシップ第26節でコヴェントリーは、敵地でミドルズブラと対戦。12月から好調を続ける坂元は右サイドハーフとして7試合連続の先発出場を飾った。
序盤からホームのミドルズブラが試合の主導権を握ると、31分にアイザイア・ジョーンズのアシストからジョシュ・コバーンがネットを揺らしてミドルズブラが先制する。しかし、直後の34分にコヴェントリーが試合を振り出しに戻す。左CKからボビー・トーマスがシュートを放つもクロスバーに嫌われる。それでも、相手DFがそのこぼれ球をクリアし切れないでいると、ペナルティエリアの浅い位置にいた坂元が素早く反応して、左足でゴール右隅に流し込んで同点にした。
1-1で後半に入ると、58分に坂元の粘りが起点となり、エリス・シムズがシュートを放つも一旦はセーブされたが、同選手がファーサイドに流したボールをハジ・ライトが押し込んでコヴェントリーが逆転に成功する。
さらに、69分には再び坂元がゴールを奪う。ペナルティエリア左の深い位置からジェイク・ビッドウェルが滑り込みながらクロスを送ると、ファーサイドにいた日本人MFがヘディングで合わせて、試合を決定づける3ゴール目をマークした。試合はこのまま終わり、コヴェントリーがミドルズブラに敵地で3-1の逆転勝利を収めた。
この試合で2ゴールをマークした坂元にとって、これは12月26日のシェフィールド・ウェンズデー戦以来となる2試合ぶりの1試合2ゴールとなり、公式戦の得点数を6ゴールにまで伸ばした。さらに、現在好調の同選手は、直近のリーグ戦5試合で5ゴール1アシストを記録し、その間チームが挙げた11ゴールのうち、6ゴールに関与する活躍を残している。




