市場価値は1/5に転落、オファーも届かず…コウチーニョのバルセロナ「ラストチャンス」を西メディア分析

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Getty Images

バルセロナのロナルド・クーマン監督は、MFフィリペ・コウチーニョに「最後のチャンス」を与えるようだ。スペイン『as』が伝えている。

2018年1月にリヴァプールから総額1億6000万ユーロで加入したコウチーニョ。バルセロナ史上最高額の契約となったが、度重なる負傷によって満足の行く活躍ができず。2019-20シーズンにはバイエルン・ミュンヘンへレンタルされたが、買取オプションは行使されずにレンタルバックとなった。昨季も負傷でラ・リーガ12試合の出場に留まった他、今季もまだ1試合も出場できていない。

『as』は「到着して数週間も立たないうちに、当初の期待は薄れ始めた。エルネスト・バルベルデ体制での左ウイングは期待はずれに終わり、リオネル・メッシの影に隠れて居場所はないように見えたし、ファンとの関係もうまくいかなかった」と指摘。また今夏にバルセロナ取締役会は売却を望んだが、3000万ユーロ(約39億円)まで値下げしたにもかかわらず、どこからもオファーがなかったと伝えている。

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さらに、「オファーが届かなかった最大の理由はフィットネスに対する懸念。最後の出場は2020年12月29日のエイバル戦だ。度重なる手術とリハビリにより、4カ月の離脱と言われたものが結局9カ月にも達することになった」と、長引く負傷によってキャリアが難しくなっていると指摘した。

しかし、その一方で同メディアは「幸運なことに、膝を痛める前の昨シーズン開幕時に見せたように、クーマンは彼を信頼している。監督はその意見を変えず、会長に『再び調子を取り戻せるし、チームに多くをもたらしてくれる』と断言した」と指揮官の信頼は変わらないと強調。また「8月7日にメディカル的な問題がクリアになり、4週間のフルトレーニングを経て、最後の出場から259日後にプレーする準備が整った」と、ようやくピッチに復帰できる状態になったことを伝えている。

そして復帰戦となるのは、14日のチャンピオンズリーグ開幕節バイエルン戦。『as』は「誹謗中傷を浴び、嘲笑され、市場価値はバルサが支払った額の1/5まで落ち込んでいるこの選手にとって、大きな試練となるだろう。最後のチャンスだ。ヒーローになるのか、ペテン師になるのか。すべて彼の手に委ねられている」と締めくくっている。