21日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、レアル・マドリーは敵地アンフィールドでのリヴァプール戦に5-2で勝利した。GKティボ・クルトワは試合後、自身のミスが致命的なものにならず、安堵している様子だ。
序盤にリヴァプールに2ゴールを決められたものの、その後5ゴールを決め返して逆転勝利を果たしたマドリー。2失点目では、クルトワは珍しくミスをした。バックパスを受けたマドリー守護神は、意図せずひざに当たったボールを眼前のFWモハメド・サラーに奪われ、そのままネットを揺らされている。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたクルトワは、次のような感想を述べている。
「実際、あのしくじりは少し運が悪かった。ボールはうまくコントロールしたんだ。そのままダイレクトでパスしようとしたけど、サラーがいるのを目にしたから右足を使おうとした。そうしたらヒザに当たってしまって……」
「でもヴィニ(シウス)のゴールが僕たちを落ち着かせ、その後にアリソンが自分と同じミスをした。その後、僕たちはカウンターで強さを見せつけたんだ」
「僕たちが突破の本命? そうは思わない。マドリーはいつだって最後まで戦う。誠実に言わせてもらって、リヴァプールは昨季のチームとは違うし、後方が脆くなっている。でも、セカンドレグで一時逆転を許した)昨季のチェルシー戦みたいなことだって起こるんだよ……」
「マドリーはいつだって本命の一チームかもしれないが、どこまで行けるか見てみようじゃないか」




