レアル・マドリーは14日にラ・リーガ第28節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、先のパリ・サンジェルマン戦の陶酔感を忘れて、この一戦に集中する必要性を説いた。
「良い感触があるよ。全選手が起用可能で、全員が良い試合を演じるための力になれる。マジョルカは力を尽くしてくるだろう。ラ・リーガの試合はより均衡していると言われるが、残り試合は少なく、どこも全力を尽くすはずだ」
「私たちはチャンピオンズで生き残った。明日はまた別の大会の別の試合だ。私たちは前を見据えることに慣れているよ。それがこのクラブの歴史なんだ。タイトルを獲得するまで前を向き続ける。私たちは1試合に勝っただけなのだから」
またMFルカ・モドリッチを休ませてMFダニ・セバジョスを起用する可能性を問われたアンチェロッティ監督は、次のように返答している。
「全員が起用可能だ。疲労している選手はいない。試合中に何かしらの変更が必要ならそうするが、疲労のために何かを変更する必要を感じていない」
アンチェロッティ監督はMFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロース、MFカセミロを中盤の絶対的レギュラーとし続けているが、若手選手の起用について将来的なプランはあるのだろうか。
「10年か15年か知らないが、モドリッチ、カセミロ、クロースがさらに年齢を重ねたときには、カマヴィンガ、バルベルデ、それとカスティージャ(Bチーム)でプレーしているアントニオ・ブランコがいる。彼らがあの伝説たちの代わりとなる選手たちが」
その一方で、イギリス『FourFourTwo』が先に発表した世界最高のGKランキングでティボ・クルトワがベスト10に入らなかったことについて問われると、冗談混じりにこう返した。
「それは馬鹿げているね。クルトワは私にとって世界最高のGKだ。私にとってはカルバハルが世界最高の右サイドバックであり、メンディが世界最高の左サイドバックなんだよ。ベスト10にも入れないのであれば、記者や監督はそのライセンスカードを破り捨てるべきだろう」
なお『FourFourTwo』が発表したGKベスト10は以下の通り。
1.エドゥアール・メンディ(チェルシー)
2.ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
3.マヌエル・ノイアー(バイエルン)
4.エデルソン(マンチェスター・シティ)
5.アリソン(リヴァプール)
6. ラムズデール (アーセナル)
7. ジョゼ・サ (ウルヴス)
8.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
9.ボノ(セビージャ)
10. オブラク (アトレティコ・マドリー)




