レアル・マドリーは15日のラ・リーガ第29節、敵地ラモン・デ・カランサでのカディス戦に2-0で勝利した。GKティボ・クルトワは試合後、カディスGKダビド・ヒルの活躍により大量得点にできなかった一戦と振り返った。
前半から決定機を量産しながらも、カディス守護神の好守などあってなかなか決め切れなかったマドリー。だが後半にDFナチョ・フェルナンデス、MFマルコ・アセンシオがミドルシュートを突き刺して、2点リードで試合を終えた。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたベルギー代表GKは、次のような感想を述べている。
「僕たちは良い試合を演じた。1点目が決まるまでにも僕たちは多くのチャンスを手にしていたが、ダビド・ヒルが良かったね。彼らはポスト直撃のシュートも放ったが、試合をコントロールしていたのは僕たちだった」
「もっとゴールを決められただろうけど、でも火曜の試合(CLチェルシー戦)のためにとっておいた、ってことにしようか。決定機を逸した理由には集中力や意欲の欠如もあるだろうが、でも同様に相手GKも素晴らしかった」
首位バルセロナとの勝ち点差を暫定で10に縮めた2位マドリー。クルトワはこの勝ち点差に言及すると同時に、バルセロナやアトレティコ・マドリーがすでに敗退している大会で、自分たちが生き残っていることを強調している。
「これだけの差が開いてしまったのは僕たちのせいだ。勝てた試合もあったのにね……。でも、僕たちにはコパ決勝とチャンピオンズ準々決勝が残されているんだ。ほかの2チームはその2大会でプレーしていないし、土曜の試合から次の土曜の試合へプレーしていくだけだね」
「今日、僕たちは良い試合をした。この調子を次の一戦まで持っていこう。僕たちはフィジカル的に調子良いよ」




