コペンハーゲンの鈴木淳之介が移籍後初得点をマークした。
1日に行われたデンマーク・スーペルリーガ第14節でコペンハーゲンはホームでフレゼリシアと対戦。鈴木は右サイドバックで先発出場した。
ホームのコペンハーゲンが優勢に試合を運ぶ中、21分に先制に成功。エリアス・アシュリが左サイド深くからクロスを送ると、ヴィクトル・クラエソンが相手GKより先に角度のないところから巧みにバックヒールで合わせて先制点をもたらした。
コペンハーゲンの1点リードで迎えた後半、フレゼリシアが早々に同点に。49分にグスタフ・マーガソンがムナシェ・ガラナンガに倒されて獲得したPKを自らが沈めて試合を振り出しに戻す。それでもその6分後、今度はモハメド・エルユヌシが倒されてコペンハーゲンがPKを獲得すると、ユスファ・ムココがこれをゴール右隅に流し込んでリードを取り戻した。
さらに77分、コペンハーゲンはリードを広げることに成功。エルユヌシのパスをペナルティエリア手前で受けた鈴木が左足を振り抜くと、ボールは相手GKの伸ばした手も及ばずゴール右隅に吸い込まれた。なお、今夏に湘南ベルマーレから加入した日本代表DFにとってこれが移籍後初得点となった。
試合はその後、84分にカウンターから最後はオスカー・ブーフが右足でゴール左に流し込んでフレゼリシアが1点を返す。しかし、コペンハーゲン守備陣が踏ん張ってこれ以上の得点を許さずに試合終了。
鈴木が移籍後初得点を挙げたコペンハーゲンが3-2でフレゼリシアに競り勝った。


