2021-07-03 PeruGetty Images

ペルーvsパラグアイは3-3で90分終了…大会規定による直後のPK戦4-3でペルーが4強勝ち上がり/コパ・アメリカ

コパ・アメリカ2021準々決勝ペルーvsパラグアイの一戦が現地時間2日行われた。

この試合で先行したのはパラグアイだった。11分、CKからエクトル・マルティネスがべディングシュートを放つも、相手GKが弾く。そのこぼれ球をグスタボ・ゴメスが押し込み、パラグアイが先制する。

だがペルーFWジャンルカ・ラパドゥーラが21分、40分とボックス内で決定機をものにして、2-1と前半のうちに逆転に成功。

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2-1でエンドが変わり、後半立ち上がりの48分にはパラグアイDFグスタボ・ゴメスが2枚目のイエローカードを受け、退場処分となってしまう。これでパラグアイは残り40分以上を数的不利で戦うことを余儀なくされてしまった。

だが直後の54分、CKの競り合いからボールがファーに流れ、ジュニオール・アロンソが押し込みパラグアイが2-2の同点に追いつく。

2-2で迎えた80分、アンドレ・カリージョのお膳立てを受けたジョシマール・ジョトゥンが左足で決め、ペルーが3-2と再びリードする。

85分にはカリージョが退場となり、これでこの戦いは10人vs10人となる。すると終了間際の90分、ゴール前の混戦から最後はパラグアイFWガブリエル・アヴァロスが同点弾を叩き込み、3-3で90分を終えることとなった。

同大会は規定によりノックアウトランドでの延長戦は行われず、90分を終えてそのままPK戦で勝負を決することになった。

PK戦では双方2人目まで決めた後、3人目に両方外す結果に。4人目はパラグアイが外した一方でペルーは決め、この時点でPK3-2となる。だが5人目でパラグアイが決めた一方でペルーは外し、PK3-3で6人目へと突入した。

そして6人目ではパラグアイが先に外した一方でペルーは決め、勝負はこれで決着。3-3のPK戦4-3でペルーが準決勝へと駒を進めた。

前回大会ファイナリストのペルーにとって、2大会連続の準決勝進出。ペルーは5日、セミファイナルでブラジルvsチリの勝者と激突する。

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