Romelu Lukaku Antonio Conte InterGetty

「コンテはサメのよう。選手は彼のために火の中でも飛び込む」インテルに伊識者が持論

インテルに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクや指揮官のアントニオ・コンテについて、元ラツィオFWで現在は解説者を務めるパオロ・ディ・カーニオ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで見解を示した。

ルカクは今シーズン、リーグ内でトップのFWクリスティアーノ・ロナウドの23ゴールに次ぐ、19ゴールをマーク。セリエAで単独首位を走るインテルをけん引する。『ガゼッタ・デロ・スポルト』の報道によれば、そんなルカクにはミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチの出演が物議を醸したイタリアの音楽イベント、サンレモ音楽祭から出演の打診があったという。音楽祭では、1月末のコッパ・イタリア準々決勝インテル対ミラン(2-1)において罵り合いの衝突に発展した両エースの和解の演出を計画。しかしルカクは優勝争いを演じるチームを優先して、出演オファーを固辞していたようだ。

ディ・カーニオ氏は、そんなインテルFWを称賛。「ルカクは音楽祭へ行かず、プロ意識が高かった。コンテも彼の出演を許さなかっただろうと思うが、ルカクはただゴールを決めるだけの選手ではなく、もっと大きなものを象徴する選手でなくてはならないからね」と見解を示した。

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またディ・カーニオ氏は、指揮官のコンテについても言及。リーグ戦の重要な局面において選手たちに対し、あらゆる面において全力を求めていると指摘する。

「コンテのような指揮官がいることもチームの付加価値だ。現在のような状況において、コンテは相手を丸飲みにするほどの迫力がある。まるで血の匂いを嗅ぎつけるサメのようだ。アタランタ戦で(ミラン)シュクリニアルがゴールを決めたのも偶然ではないはずだ」

続けて「経営陣と問題はあったが、選手たちとは“血の協定”を結んでいる。選手たちは彼のためなら火の中へでも飛び込むはずだ」と述べた。

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