インテルの夏の移籍市場の舞台裏について、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演した有名ジャーナリストのサンドロ・ピッチニーニ氏が明かした。
近年、長らく低迷していたミランが無敗のまま26ポイントを獲得し、単独首位を走る今シーズンのセリエA。アントニオ・コンテ率いるインテルは5ポイント差で2位につける。そんな中、イタリア人ジャーナリストのピッチニーニ氏が、夏の移籍市場について言及。コンテが中盤の補強において熱望していたのは、獲得したMFクリスティアン・エリクセンや移籍が噂されていたチェルシーMFエンゴロ・カンテではなく、現在、ミランの主軸として活躍するMFフランク・ケシエであったと主張した。
「エリクセンの獲得には不満だったかもしれない。私はコンテが別のタイプの選手を欲しがっていたということを確かに知っている。『カンテを欲しがっていた』などと言う者は多いが、私がある情報筋から仕入れた話を聞いて欲しい。彼はあらゆる手を尽くしてでもケシエを欲しがっていたんだよ。ケシエが中盤補強の最優先事項で、ミランから引き抜こうとしていたんだ」
ケシエは今夏、ミラン退団の可能性が報じられ、プレミアリーグのニューカッスルやウルヴァーハンプトンなどが獲得に関心を示していたとされる。しかし23歳のコートジボワール代表はその後、一転してミランに残留。これまでセリエAの全10試合に出場、4ゴール3アシストをマークするなど躍動を見せている。
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