インテル指揮官アントニオ・コンテが30日、チャンピオンズリーグ(CL)ボルシアMG戦の前日会見に出席し、意気込みを語った。
コンテ率いるインテルは現在、レアル・マドリーやシャフタール・ドネツクなどと同居するCLグループBにおいて、0勝2敗2分の成績で最下位。残り2試合での逆転突破を目指し、第5節においてリーグ首位のボルシアMGとの対決へ挑む。コンテは前半30分から10人で戦った末に0-2と敗れた前節のレアル・マドリー戦を振り返りつつ、次戦へ意気込みを見せた。
「レアル・マドリーとの一戦については、批判的な見解が多かった。対戦相手のやりたいようにやられたなどと言われたが、我々は開始直後にPKで先制され、30分には10人になってしまったことを忘れている。私は10対11でありながらも選手たちが見せてくれた努力と意志に満足している。ただ自らこういった状況を作り上げ、ハンデを負ってしまった部分はある。すべてがより難しくなってしまうので、こういったことを起こさないようにしなければならない」
「次の対戦相手は、CLで良いパフォーマンスを見せている良いチーム。全力を尽くし、後悔なくピッチを去ることができるようにしたい。勝ち残るための唯一の方法は、ボルシア戦に勝利すること。簡単ではないことは分かっている。しかし同時に、ヨーロッパでの道のりを歩み続け、一発勝負の重要な試合で力試しができるチャンスでもある」
続いてコンテは、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミについて問われると、自身の見解を示した。
「ハキミについては開幕時にも言ったが、素晴らしいクオリティを持つ選手だ。しかし守備面において改善しなければならない。イギリスやドイツでは、より落ち着いてプレーできるが、イタリア、特にインテルのようなチームにおいては、プレッシャーや求められるものもより多い」
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