メキシコ・リーガMXのクラブ・レオンに所属するコロンビア代表のハメス・ロドリゲスは、今季限りで契約が満了となり、フリーエージェントになる見通しのようだ。『ESPN』が伝えた。
現在34歳のJ・ロドリゲスは、かつてポルトやモナコ、バイエルンなどで活躍。2014年から約6年間在籍したレアル・マドリーでは公式戦通算125試合で37ゴール42アシストを記録した。その後、エヴァートンやカタールのアル・ラーヤン、オリンピアコス、サンパウロ、ラージョ・バジェカーノと渡り歩き、今年1月にはメキシコの名門クラブ・レオンに加入していた。
クラブ・レオン加入後は、公式戦32試合で5ゴール8アシストを記録。チームの攻撃の中心として一定の存在感を示してきた。ただ、34歳となった今季、クラブは世代交代を進めており、契約更新の可能性は低いと見られているようだ。
『ESPN』によると、ハメスはメキシコリーグへの残留を第一候補としており、すでに複数のメキシコクラブが獲得に興味を示しているという。一方で、MLS移籍の可能性も検討中とのこと。ただし、MLSは来年2月下旬にシーズン開幕を迎えるため、ブランク期間が生じる点を本人が懸念しているようだ。
ハメスは2026年にメキシコ、カナダ、アメリカで共同開催されるW杯を目前に控え、コロンビア代表でのレギュラーポジションを維持するためにも継続的なプレー時間を重視しているため、去就が注目されている。その去就は今後数週間のうちに明らかになる見通しのようだ。
