クラブ・ワールドカップ出場権獲得プレーオフは31日に行われ、ロサンゼルスFCとクラブ・アメリカが対戦した。
クラブ・レオンがマルチオーナシップの関係で出場権を剥奪されたことにより、代わりの出場クラブを決定するために行われる出場権獲得プレーオフ。ロサンゼルスFCとクラブ・アメリカが最後の1枠をかけて、BMOスタジアムで激突した。
運命の大一番は白熱した展開に。64分に獲得したPKをブライアン・ロドリゲスが沈め、クラブ・アメリカが先制に成功。しかしこのまま終了するかと思われた89分、イゴール・ジェズスが劇的な同点弾を叩き込み、ロサンゼルスFCが延長戦へ持ち込む。
すると115分、チームの絶対的エースであるデニス・ブアンガが見事な決勝ゴールを叩き込む、ロサンゼルスFCが逆転。そのまま2-1で試合を終え、クラブ・ワールドカップ出場権を獲得した。
この結果、ウーゴ・ロリスやオリヴィエ・ジルーら元フランス代表選手も活躍するロサンゼルスFCは、本大会でチェルシー(イングランド)、フラメンゴ(ブラジル)、エスペランス・チュニス(チュニジア)と同じグループDに入ることに。また大会出場によるボーナス955万ドル(約14億円)を獲得する。賞金額は大会の成績次第でさらに増額することになっており、ロサンゼルスFCにとって大きな意味を持つ勝利となった。
