FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025は24日、グループDの最終節が行われた。
これまで1勝1敗の勝ち点3で2位につけるチェルシーは、同勝ち点で並ぶエスペランスと激突。決勝トーナメント進出をかけた直接対決となったが、前半アディショナルタイムにアダラビヨオがFKからヘッドを叩き込んで先制に成功する。さらにその直後、デラップが反転から相手をかわしてシュートを流し込み、大きな追加点を奪った。
後半もチェルシーのペースが続き、ボールを握りながら相手ゴールに迫っていく。積極的に選手交代を敢行し、合流したばかりのエスーゴやアンドレイ・サントスらを起用しながら主導権を握ると、76分にボックス内でのハンドでPKを獲得したかに思われたが、VARレビューで取り消されている。それでも失点を許さず、後半アディショナルタイムにはジョージがダメ押し弾。3-0で勝利を飾った。
一方、連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めていたブラジルの強豪フラメンゴは、すでに敗退が決まっていたロサンゼルスFCと1-1のドロー決着。84分にブアンガの先制点を許したが、その直後の86分にヤンが同点弾を奪っている。
この結果、勝ち点7のフラメンゴが首位で、同6のチェルシーが2位で決勝トーナメント進出を決めた。フラメンゴはラウンド16でバイエルン・ミュンヘンと、チェルシーはベンフィカと激突する。


