ベルギー強豪クラブ・ブルッヘは、シント=トロイデンGKシュミット・ダニエルに関心を寄せているようだ。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。
2019年にベガルタ仙台からシント=トロイデンに加入したシュミット。4シーズンで通算100試合以上でゴールマウスを守り、昨シーズンは加入後最多となる公式戦33試合に出場するなど、同チームの守護神として活躍してきた。
そんなシュミットだが、昨季途中からたびたび移籍に関して噂が浮上しており、今夏にはトルコのアンカラギュジュが関心を持っていることが伝えられていた。そして、ベルギーの強豪クラブも動向を注視しているようだ。
『Het Belang van Limburg』によると、2シーズン前のリーグ王者であるクラブ・ブルッヘは、守護神シモン・ミニョレのバックアップを探しているという。そして今夏アントワープに移籍したセンヌ・ラマースの後釜として、シュミットに白羽の矢を立てたようだ。7月上旬に移籍の可能性についてシント=トロイデンに問い合わせを行ったとも伝えられている。
しかし、現時点で具体的なことは確認されておらず、移籍金が移籍実現の障壁になる可能性もあるという。また、日本代表の正守護神を目指すシュミットが控えの役割を受け入れるかどうかも問題になるとも伝えられた。
一方で同メディアは、シント=トロイデンは浦和レッズGK鈴木彩艶をシュミットの理想的な後任として検討していると指摘。ただし、同選手に対しては現在マンチェスター・ユナイテッドが強い関心を寄せていることがイギリスメディアで伝えられており、今後の展開には注目が集まっている。




