CL7戦10発で大会記録も…19歳ハーランド「もっともっとできる」MOM選出も満足せず

CLラウンド16、ドルトムントvsPSG終了後、MOMに選ばれたハーランドがコメントを発した。

今季のチャンピオンズリーグ（CL）での得点数を7試合で10ゴールに伸ばしたドルトムントFWアーリング・ハーランドが、試合後にコメントを発した。

現地時間18日、CLラウンド16ドルトムントvsパリ・サンジェルマン（PSG）の第1戦は、2－1で決着。この試合は0－0で迎えた69分、ハーランドがゴール前でのルーズボールに反応し、相手GKの位置を見極めてゴール上へと押し込んでドルトムントが先制。75分に追いつかれるも、77分にハーランドは裏を狙い、ミドルレンジから左足を振り抜くと強烈な弾道はゴール左へと吸い込まれた。ハーランドの2ゴールによってドルトムントはホームでの初戦をものにしている。

試合後、CLでは史上最速となる7試合で10ゴールに達したハーランドは『UEFA.com』のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。しかし、「マッチアワードに選ばれたのは嬉しいけど、自分はこの試合だけに限らず、もっともっとできると思っている。パリは強力なチームだし、試合を決することができる選手が何人もいる。セカンドレグが終わったわけじゃないから気を抜くことができないよ」と語っている。

以下に続く

また自身のゴールについて「あまり深く考えず、良いタイミングでシュートを打っただけさ。先制点は読みが当たったかな。この大会でもっと上へと勝ち進むために頑張りたい」と続け、さらなる高みに向けて意気込みを示している。

なお18－19シーズンより、冬の移籍市場で籍を移した選手が、移籍後異なるクラブでもCLでの追加登録が可能となった。このカップタイドルール変更により、現在ではハーランドや南野拓実も新天地でのCL出場が可能となっている。『UEFA』は同選手について「前半戦ザルツブルク、後半戦ドルトムントと、CLのコンペティションにおいて同一シーズン異なるチームで得点した最初の選手になった」とその偉業を伝えている。