チャンピオンズリーグ(CL)は、17日にグループステージ第3節の試合が各地で行われる。ドルトムントのピーター・ボス監督は、アポエル戦の勝利を願っている。
香川真司が所属するドルトムントは、欧州王者レアル・マドリーやトッテナムと同じグループHに所属。いわゆる“死の組”で大会開幕2連敗となっており、厳しいスタートとなった。次節はキプロスでのアウェーゲーム。グループの中では格下とみなされるチームとの一戦では、是が非でも勝利が必要な状況となっている。
重要な一戦を前に、ボス監督は「連敗スタートとなり、ここへは勝ちに来た」と意気込みを語りつつも、「だが、アポエルも勝利がほしいのは一緒だ」と、同じく連敗を喫している相手への警戒を強めている。
なおこのキプロス遠征には、9月頭から足首のケガで離脱していた主将のDFマルセル・シュメルツァーが帯同している。53歳のオランダ人指揮官は「シュメレを連れてきたということが、彼が良くなってきたことを示している。問題はスタートから使えるかどうかだ」と、状態が上向いており復帰間近であることを明かした。
そして主将は、CLのスタートが難しいものになってしまったことを認めつつ、アポエル戦での勝利を熱望している。
「CLでは良いスタートを切れなかった。この試合では本当に勝利が欲しい。アポエルとの2連戦で、勝つことを目指している。ここで勝てれば、プレッシャーを軽減できるだろう」




