6日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回セカンドレグ、レアル・マドリーはアウェーでのパリ・サンジェルマン戦に2-1で勝利し、合計スコア5-2で準々決勝進出を決めた。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、自チームの選手たちが勝利に値するパフォーマンスを見せたと胸を張っている。
スペイン『アス』と『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えた。
「選手たちを祝福する。彼らはキックオフ直後から素晴らしく、真剣に試合に臨んでいた。こういった試合をすることが大切だったんだ。私たちは簡単ではないスタジアムで勝利を果たした。満足しているし、幸せだ」
ジダン監督はこの試合で、負傷明けのトニ・クロース&ルカ・モドリッチをベンチに置き、中盤にルーカス・バスケス、マテオ・コバチッチ、カセミロ、マルコ・アセンシオを配置するフラットな4-4-2システムを採用した。
「(L・バスケスとアセンシオを)起用して、各4人の2ラインでPSGのサイド攻撃に対抗することを重要視した。私たちはうまくやったよ。ルーカスはとても良い時期を過ごしているし、それはマルコも同様だ。全員が良い調子にあるが、個々で言うならば彼らが挙げられる。これ以上、説明はできない。私は3日毎に選手を選んでいるが、今日のプランは彼らを起用することだった。よくやってくれたよ」
「選手たちを起用する、試合に向けて良い準備を施す。そのために私はここにいる。今日は期待していたようなことを実現できた。結局は、選手たちが自分たちのやることに確信を持っているかだ。カギは、自分たちがやっていることを信じているかどうかにあるんだよ」
クロース&モドリッチが100%の状態ではなかったのかと問われると、こう返した。
「彼らがベンチに座っているとしたら、それは100%であったことを意味する。ただ、私は多くの要因を考えなくてはならない。試合は90分かそれ以上続くわけだ。私たちは異なる選手たちで素晴らしい試合を演じた。真剣で、プレッシングをしっかり仕掛けて……。相手陣地でプレーし続けられたのは、私にとって望ましいことだった。私たちはかなり前からプレーして、ライバルの調子を狂わせた。ときには、逆になることもあるがね」
同様にベンチスタートとしたガレス・ベイルにも言及している。
「重要なのはチームだ。ベイルはファーストレグも今日も先発でプレーしなかったが、それが何かを意味する訳ではない。彼はとても重要だし、最後までそれは変わらない」
ジダン監督はまた、CLとほかのコンペティションでプレーに臨む姿勢が変わるのではないかとの指摘に、次のように返答した。
「それもフットボールの一部だ。3日毎に試合がある中で、レベルを維持することは難しい。困難な時期も受け入れ、努力をし続けなければならない。いつも、すべてに勝てるわけではないんだ。もうエイバルとの試合を考えなくてはいけないし、今日と同じようなことができるよう試みなければならない」




