リヴァプールからベシクタシュに期限付きで加入しているロリス・カリウスは、2018年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝を振り返った。
2017-18シーズンCLで快進撃を続けたリヴァプールは、2005年以来13年ぶりのビッグイヤーを目指して、キエフで3連覇を狙うレアル・マドリーと対戦。この試合でリヴァプールのゴールマウスを守ったカリウスは、味方DFにスローイングしたボールをカリム・ベンゼマに狙われて先制点を許すと、1-2で迎えたピンチの場面ではギャレス・ベイルのミドルシュートをファンブルして痛恨の3点目を与えてしまう。
ユルゲン・クロップ監督率いるチームは前半のうちに当時絶好調だったモハメド・サラーを負傷で欠くなどの不運にも見舞われ、このまま1-3で敗退。2つのミスを犯し、号泣しながらピッチを後にするカリウスは戦犯に祀り上げられ、試合後に脅迫まがいの非難も浴びることに。そして、その夏にアリソンが当時のGK史上最高額で加入し、押し出される形でドイツ人GKはトルコへと渡って行った。
今夏に2年間のローン期間が終了し、一旦はリヴァプールに復帰することになるカリウスは、ドイツ『シュポルト・ビルト』で「あの経験から本当に多くのことを学んだ。あのような行為にはもっと攻撃的に対処すべきだった」と当時の批判について語り、自身のミスについて言及した。
「僕はセルヒオ・ラモスとの接触の後に脳震盪を起こし、空間的な視覚に影響が及ぼされていた。このことは世界を代表する脳の専門医により明らかにされた。あの試合で何があったか知ることができて良かったし、公にするつもりはなかった。でも、結果がリリースされた後、本当に多くの脅迫や侮辱とか卑怯な攻撃が続いた。僕はこのことをミスの言い訳にはしていない。でも、頭の負傷を面白おかしくする人間がいることに理解できない」
「僕たち選手は、オンライン上で過剰に敵意を向けられている。全部のメッセージを読んでしまえば、2日間は寝られなくなる。匿名での人々の言葉は常軌を逸している。殺人予告もあったけど、僕は真剣には受け止めなかった。このようなものは匿名の人間によって書かれており、プロフィール上に顔すら出していないからね」
さらに、CL決勝という大舞台での一連のミスの影響で自身が正当に評価されていないと嘆いた。
「僕は24歳でチャンピオンズリーグ決勝の舞台に立った。ドイツの現役ゴールキーパーの中では、他にマヌエル・ノイアーとマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンだけだ。でも、それまでの僕の努力や良いパフォーマンスは突然なくなってしまった。その後の反応は過度で、敬意を欠いたものだった。あのミスは正当に評価されていない」
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