Joao Felix Atletico Madrid Sevilla LaLigaGetty Images

CL圏外5位アトレティコ、勝たなければならない3位セビージャとの直接対決に勝てず…2-2で試合を終える

7日のリーガ・エスパニョーラ第27節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのセビージャ戦を2-2のドローで終えている。

チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両チームの対戦。3位のセビージャに勝ち点2差をつけられてCL圏外の5位に位置するアトレティコにとっては、負けられない、もっと言えば勝たなければならない試合となる。

試合は4-4-2のアトレティコが縦に速い攻撃でゴールを狙い、対して5-4-1のセビージャが後方からボールをつなぐポジショナルな攻めを見せる展開。アトレティコは6分、負傷からの復帰後、初の先発出場を果たしたジョアン・フェリックスのスルーパスにモラタが抜け出すが、このシュートはディエゴ・カルロスに止められた。対してセビージャは12分、ペナルティーエリア内に入り込んだオカンポスがシュートを放つものの、これは枠外へと飛んでいる。

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そして19分、セビージャが先制点が生み出す。右サイドを疾走したJ・ナバスからジョルダン、ルーク・デ・ヨングと素早く中央にボールをつなぎ、サヴィッチのマークを巧みに外したL・デ・ヨングがGKオブラクを破った。

だがアトレティコも反撃。27分、ディエゴ・カルロスのハンド、またはグデリのJ・フェリックスに対するファウルによってVAR介入後にPKを獲得し、キッカーのモラタがこれ決め切って同点に追いつく。また36分には中盤でボールを奪取したコケのパスから、ペナルティーエリア内左のジョアン・フェリックスがシュートを突き刺してスコアをひっくり返した。しかしながら40分、今度はトリッピアーのオカンポスに対するファウルがVARによって取られ、セビージャがPKを手に。オカンポス自身がこれを決めて、VARのために長時間試合が中断することになった前半は、アディショナルタイムとして6分が取られた後、結局2-2で終了する。

後半立ち上がりも、セビージャが後方でボールを回しながら隙をうかがい、アトレティコがプレッシングで威嚇しながら速攻の可能性を探る展開が繰り返される。シメオネ監督は54分、負傷のロディの代わりに出場していた左サイドバック、エルモーソとの交代でカラスコを投入。サウールを左サイドバック、カラスコを左サイドハーフ、モラタとともに2トップを務めていたアンヘル・コレアを右サイドハーフとして、A・コレアの代わりにJ・フェリックスを2トップの一角とした。

以降、セビージャの攻撃を効果性を潜め、しかしアトレティコもミドルを中心にゴールをうかがうも決め切れない状況が続く。シメオネ監督は68分、モラタを下げてジエゴ・コスタをピッチに立たせる。モラタには少しの拍手、負傷明けのジエゴ・コスタには期待も込めてより大きな拍手が送られている。

その後もチャンスを得ていったのはアトレティコ。しかし70分にカラスコがペナルティーエリア内フリーで放ったシュートがクロスバーを越えるなど、チャンスをモノにできない状況は変わらない。シメオネ監督は80分に最後の交代カードを切り、疲労困憊のJ・フェリックスをビトロに代える。最もゴールを予感させる選手であるJ・フェリックスを下げたことに一部観客は不満な様子で、シメオネ監督に向けて不同意の指笛を吹いた。

後半終盤、同点でも良しとするセビージャも何より失点を防ぐことを意識し、J・フェリックスもいないアトレティコは攻め筋をなくして、試合は2-2から動かずに終了のホイッスルが吹かれた。2試合連続でドローゲームを演じたアトレティコは勝ち点45で暫定5位、連勝が3でストップしたセビージャは勝ち点47で暫定3位に位置している。

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